
赤ちゃんを連れて外出するのは何かと大変ですね。荷物も多いのでベビーカーを利用した方が楽、ということもあるとは思いますが、ベビーカーも駅の階段などを考えるとデメリットもあるものです。
その点抱っこならベビーカーのように邪魔になりません。お母さんに抱っこされているという安心感を赤ちゃんに与えることもできます。
最近は背中に子どもをおんぶしている姿を見かけることは、すっかり少なくなりました。前に抱っこしているママが増えましたね。それにともない、抱っこ紐もさまざまな種類があります。どのような抱っこ紐が人気なのでしょうか?
抱っこ紐の種類と特徴
抱っこ紐には、横抱っこ紐、縦抱っこ紐、おんぶ用、スリング、といった種類があります。それぞれ使用に適した時期やメリット、デメリットがあります。
・横抱っこ紐
新生児から半年くらいまで使用できる抱っこ紐。赤ちゃん水平に寝かせたまま抱っこできるので、首をガードできます。横抱きなので使用期間が短くなるのがデメリット。
・縦抱っこ紐
首がすわった頃から1歳くらいまで使用できる抱っこ紐。メーカーによっては首がすわっていない新生児用もあります。横抱っこ紐よりも動きやすいです。赤ちゃんと対面するタイプと前向きにするタイプがあります。
体にぴったりとくっつくので、安定感があります。一番使用されているタイプの抱っこ紐です。
・おんぶ用
首がすわった頃から2歳くらいまで使用できます。両手を自由に使えるのがメリットです。しかし顔が見えないのが不安な点。
・スリング
ハンモックのような形のもので、横抱き、縦抱きができます。抱っこ紐によっては横抱きも縦抱きもできる多機能のタイプもあります。
世界中で売れている人気の抱っこ紐
抱っこ紐のランキングでも上位にあるのが、ベビービョルンの抱っこ紐。世界で200以上のデザイン賞を受賞しているのだそうです。新生児から使用できる抱っこ紐としては、簡単に装着できる、安定感がある、と人気の商品。
肩や腰への負担も少ないのが魅力。安定感があるので、両手を自由に使えるのも人気の理由です。コットン、オーガニックコットン、メッシュといった素材があるのも特徴。
“リュック”と“クロス”を選べる抱っこ紐
ニンナナンナマジカルコンパクロファーストも人気のある抱っこ紐。横抱っこ、縦前向き抱っこ、縦対面抱っこ、おんぶ、と4タイプの使い方ができます。おんぶ用として使用する際に、リュックスタイルとクロススタイルの両方から選ぶことができます。
腰への負担が少ない抱っこ紐
エルゴベビー ベビーキャリア スタンダードは腰にベルトがついているので、腰への負担が軽くなります。肩がこりやすい人にもお勧めです。肩と腰のベルトがしっかりしているので、体も楽です。
エルゴベビーの抱っこ紐は、赤ちゃんの足と腰を自然な姿勢で抱っこできるような構造になっています。
おしゃれで機能的な抱っこ紐
カラフルでおしゃれなベコベビーの抱っこ紐。ベコバタフライ2は、抱っこの状態から装着したままおんぶすることができるという便利な抱っこ紐。
セキュリティパネルがついていて、抱っこ紐を外す時など安全に使用できる工夫がなされています。ベルトも太く安定感があるのも人気の理由です。
素材にこだわった抱っこ紐
赤ちゃんの肌は敏感なもの。抱っこ紐が原因で肌が赤くなったりしてはかわいそうです。マンジュカの抱っこ紐はオーガニック素材を使用しているので、肌にやさしいのです。縦抱っことおんぶができるタイプ。肩や腰への負担も少ないのも魅力です。
軽量でシンプルな抱っこ紐
助産院で開発された「だくーの」という抱っこ紐があります。肩幅が広めで、背中でクロスする構造。かぶるだけ、というシンプルな抱っこ紐。
軽くてコンパクトなのが特徴で荷物としても邪魔になりません。ファスナー付きで、赤ちゃんを寝かせたまま降ろすことができるのも便利です。
抱っこ紐とベビーカー、どちらが便利?
抱っこ紐とベビーカー、それぞれメリットとデメリットがあります。ベビーカーは人ごみや電車に乗る時には邪魔になることもありますが、長時間お出かけする時には、ベビーカーがあると楽です。
荷物が多いとベビーカーの方が便利なこともありますね。でかける場所や時間によって、両方を使い分けるといいでしょう。ベビーカーで出かける際には、携帯しやすい抱っこ紐があると便利ですね。