
生まれたばかりの赤ちゃんは喜怒哀楽が激しく、怒った顔になったかと思えば、急に笑顔になったりします。脳の発達の影響が顔に出ているのかと思っていましたが、そうではないそうです。
また、一歳になる前の赤ちゃんは、大人が四人いれば、四人が同時にあやせば、順番にちゃんとそれぞれをみて、笑顔をくれます。この2つの笑には違いがあるそうです。
生まれたばかりの赤ちゃんの笑顔は母親へ向けられたもの
よく生まれたばかりの赤ちゃんの笑顔は、顔の筋肉がたるんだだけだと言われたりしますが、これは生理的な笑いで、母親に向けて発信しているそうです。お母さんに世話をしてもらいたいという赤ちゃんの願望が笑顔になっているそうです。
ですから母親が赤ちゃんが笑顔のときに、世話やあやしをしてあげると、直感で笑えばお母さんは世話をしてくれると感じるようです。それを繰り返していると自然と笑顔の多い赤ちゃんになるそうです。
また、一歳前に出る笑顔は周囲の大人に向かって、最大限の喜びを表していて、大人たちに好かれたいという気持ちから赤ちゃんは発信しているそうです。
また、赤ちゃんにもミラー反応というものもあり赤ちゃんが笑うときに、大人も笑ってあげると、さらに赤ちゃんも笑うということになり、赤ちゃんの神経回路に、笑うことは楽しい事なんだと記憶されて、笑顔の多い赤ちゃんになるそうです。
母親の笑い声だけでも赤ちゃんは安心する
母親が笑うだけで、赤ちゃんは嬉しいだけでなく、安心もします。ですから、赤ちゃんがこけても悲壮感ただよう感じになるよりも、笑ってあげる方が赤ちゃんは安心するそうです。赤ちゃんの笑顔には本当に癒されますよね。
ですが、赤ちゃん自身は周りの大人たちに向かって必死で構ってほしいということをアピールしているのです。そう考えると、赤ちゃんは本当に健気ですよね。
笑いの他では、手拍子などを教えると、ちゃんとわかっていて、こちらにくるときは、手拍子をみせながら笑ってくれたりします。
あかんべーをしながら遊んだ時は、それ以後、お母さんにだっこされながらもあかんべーをしてくる赤ちゃん、きっとあかんべーがおもしろかったから、また遊びたいなということなんでしょうね。
またこの時期にはしゃっくりも多いですが、しゃっくりをする理由は2つあって、1つ目が体温が下がったからという理由、二つ目がミルクを急激に飲むことによる胃や食堂への負担からだそうです。
こんなときは、ゲップを出しやすいようにだっこして背中をとんとん叩いてあげたりするのがいいそうです。